2019/08/04(日)教える ということ

 何でだかわからないけれど、ボクはどうも人に教えることが多くて。最近は知り合いさんに絵のアドバイスをちょこちょこと。教えることに自信はないんですけれども、昔から妙にそれで喜んでもらえることが多くてなあ。ここに今後の人生のヒントが隠れてるのでは?と思わなくもないので、今日はそこんとこぐだぐだと掘り下げてみましょっかね。

 基本的に我流な独学ばかりで何やらせても大した実力ではないんですけれども、それが却っていいんでしょうかね?小さい頃から~が大好きで触っていたーとかではなく、無の状態からマイペースにはじめて今に至る、というプロセスを辿っているからこそ親しみやすさがあるし、才能!!!ってほどのモン作ってないから手が届きそうな感じ、みたいな。しかもまだまだ初心者意識は抜けていなくて苦戦したとことかばっちり覚えてるからな。結構初心を忘れていないほうだと思う。
 でも初心忘れてなかろうがなんだろうが、教えるときに自分基準になっちゃうと相手にも自分にもストレスになっちゃうと思うのよね。ので、あくまで相手がどう悩んだ結果どう失敗したかをその立場から見て、解決策に繋がることをちょいと教えてあげる感じで考えてます。70%くらいで教えて、30%は考えたり実際に試したりしてもらって あっ!! ってなってもらうように。こうしたときにどうなるか、の結果は絶対自分で試して知るべきだと思うの。
 自分マニュアルにあること守らず我流始めちゃうタイプの人間なんですけれども、そういう人にゃ特にその「全部は教えない」ことが大事よね。30%の部分に初心者なりのやりやすいやり方を取り入れてもらったほうが吸収早いかなって。最初は100%コピーして、オリジナルな手順を入れるのはそれから!!って声もあるとは思うんだけれど、結局ボクが教えるのって趣味の範疇だからな。仕事でも義務でもなんでもない。せっかく興味持とうとしてるのに めんどくさい とか 挑戦するのやめよ って思わせちゃうのが一番良くない!ので、ストレスにならないように、ってとこは一番細心の注意を払っていて、やりやすいようにやってもらう部分は必ず入れるようにしてるかな。

 自分のメソッドはそんな感じ、かね!っつってもまー、それが正しいかどうかも人によるかなあ。最初に結論聞かせてくれイライラしちまうーーって人とかもいるわけだしな。ボクが教えてきた中にはそういう人いなかったってだけで。教えることにおいて「こうするべき」ってのはあんまり確立しないほうがいいのかもね。そのオチにしてしまうと今日語ったことまったくもって無になりますが。多様性を考慮しすぎるのも考えもんである。
 とにかく!ボクは何より、出来るようになって嬉しそうにする人を見るのが好きでね!自分のことのように嬉しくなるわけです!!だから教えるのが好き!そんなかんじ。自分をきっかけにその物事を好きになってくれたりなんかしたらもう嬉しいの極みよね。嬉しいからどんどん教えちゃう。

 …そういや、逆に「教わる」って立場になったこと、ほとんどないな…教わること、もしやニガテ??いや、人を頼ることが苦手なんだろうか???そんな気がする…
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