流星

三日月の夜の群青色 星空の下は僕らの世界

幼き僕らの夢はいつも 手探りで探すおとぎ話
僕らは星降る丘に立って 小さな両手を空に掲げた

流星ひとつ見つけ…

星よ 僕らの願いを乗せて 暗い夜空に明かりを灯せ
誰も知らない星を探した 無垢な僕らのあの夏の夜

あれから幾つも月日は過ぎ 大人に近づく時計の音
僕らの両手は忘れていた 希望を探したあの日のことを

流星 夜を越えて…

星は僕らの夢を忘れて 暗い夜空は照らせなかった
無垢な僕らのおとぎ話は 小さな手からこぼれて消える

あの日の僕らのあのおとぎ話は
今ならわかるはず 小さな両手には

流星 今はきっと…

星よ 僕らの願いを乗せて 遠い世界の果てまで届け
無垢な僕らは夜空に唄う 三日月の下 あの子守唄

るらら 僕らの小さな声を 掲げた空に捧げた願い
忘れかけてた 錆びついていた 無垢な僕らのあの夏の夜

─── 僕らの世界

星よ 僕らの… 誰も知らない…
OK キャンセル 確認 その他